パラダイムシフト：弱みを強みに変える思考法ー第４回定例会レポートー

パラダイムシフトについて、あなたはどんなイメージをお持ちですか？急にそんなこと言われても…って思うかもしれません。

パラダイムシフトとは、物事の捉え方や考え方を根本的に変えることを意味します。私たちは、自分の弱みについて、固定観念にとらわれがちです。

しかし、その弱みは本当の弱みなのでしょうか？本記事では、弱みを強みに変えるパラダイムシフトの重要性について解説していきます。

今回の講師は、湘南支部代表の田﨑慎也さんです。彼の経験をもとに、弱みを強みに変える話がされました！では、一緒に見ていきましょう🎵

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↓講師はこんな人↓

急に弱みって言われても、ピンとこないかもしれません。あ、ここで話している「強み」とか「弱み」はあなた自身のというよりは、【あなたの事業に関する「弱み」や「強み」】と捉えてくださいね。

まずは、自分の強みを正しく理解することが重要です。強みとは、他者や他社にはない、自分だけが提供できる価値のことを指します。自分の強みを見つけるためには、次の項目について考えてみると良いでしょう。ぜひやってみてくださいね。

• 自分が提供できるユニークな価値は何か？
• 過去の成功事例から、自分の強みを分析する
• 他者からのフィードバックを参考にする

あなたが自覚されている「弱み」は、果たして本当の弱みなんでしょうか？

多くの人は、技術、継続年数、規模、実績が不足していることなどを弱みだと思っています。しかし、それらは本当の弱みなのでしょうか？

実際に、あなたの事業にとって弱みと思うものを書き出してみてください。３つほどやってみましょう！

「自分はまだ経験が浅いから…」
「自分の技術はまだまだだから…」

そう思って動けない人もいらっしゃるかもしれません。

また、業界で大御所には叶わないから…

と考えている人もいるかもしれませんね。

でもよく考えて欲しいのですが、その経験がないと提供できないものなのでしょうか？大御所までの経験はなくても、お客様を満足させるようなサービスを提供することは出来るはずなんです。

人員が豊富な会社には敵わないよねって思うかもしれません。確かにそういうこともあるかもしれません。

でも田﨑さんの場合、「個人だからこそ小回りが効くこともあるし、映像の修正なども大手企業よりも融通が効かせることができる場合もある」と話していました。

実績とは、数字なのか、それとも経験なのでしょうか？

多くの人は、売上、取引先、インフルエンサーなどを実績だと勘違いしています。しかし、それらは自慢話に過ぎません。本当の実績とは、顧客に安心感を与えられるものでなければなりません。

例えば、田﨑さんはミシュランとの取引がありますが…

ミシュランの2021年の売り上げが237億ユーロで、フォロワー数1.6万人の人と仕事した！

といったところで、だから何？となりがちですよね。

これらの話は、ターゲットにとって何の効果もなくて、

・これを聞いてすごいと思う人がターゲットなの？
・周りの仲間から応援されなくなるよね
・この人は自信がない人なんだと逆効果

など、結構デメリットがあります。

そもそも、自分自身の売り上げを相手に伝えることは意味が無くて、銀行や公庫などのローンの時がメインとなってきます。でも、どうしても承認欲求を満たしたいなら止めませんが(^_^;)

しかし、取引相手やパートナーの売り上げが、あなたが関わることで増えた部分は実績になります。

前年比と比べてどのくらい増やせたのか、そのために何を貢献できたか、という部分がとても大切ですよね。

でも、直接的に売り上げに関わることだけを考えることは難しくて、いろんな要因があるから純粋な売り上げを実績にすることは難しいですよね。

数字が大きい方が安心される場合なら、出してもいいと思います。ただし、人の実績を自分の実績のように見せても、寒いだけです。

自分の仕事が貢献できるところの数字、をしっかりあげないと意味がありません。

では、結局のところ、どんなことがお客様が安心して買える理由となるのでしょうか？

• 安心感（ノーリスク）
• 価格に対する納得感
• 信頼

この３つなのではないでしょうか。

よく考えてみて欲しいのですが、今の強者も、かつては弱い時代があったはずです。弱みを克服するためには、以下のような方法があります。

• 技術がない：パートナーの力を借りることで、顧客のニーズに応える
• 実績がない：結果にコミットすることで、顧客の信頼を獲得する
• 経験が少ない：大手企業とのリピート実績で、顧客の安心感を高める
• 規模が小さい：柔軟性とコストメリットを強調する

顧客が本当に興味を持つのは、自分に何を提供してくれるのかということです。

自分の実績を自慢するだけでは、顧客の興味を引くことはできません。顧客視点に立ち、顧客にとっての価値を提供することが大切です。

パラダイムシフトを起こすためには、顧客視点に立つことが何より大切です。

自分の弱みを、顧客にとってのメリットに変えることができれば、それが強みになります。以下のポイントを意識して、パラダイムシフトを実践していきましょう。

• 自分の強みを正しく理解する
• 弱みを克服する方法を考える
• 顧客にとっての価値を提供する
• 失敗事例から学び、同じ轍を踏まない

パラダイムシフトは、一朝一夕には起こせません。しかし、顧客視点に立ち、自分の強みを生かす努力を続けることで、必ず実現できるはずです。

自分の弱みを嘆くのではなく、それを強みに変えるチャンスだと捉えて、前向きに取り組んでいきましょう。